不動産の豆知識-2

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不動産を買いたいときに検討すること

<不動産を買いたいときにどのようなことを調べておけばよいか>

◆予算はいくらぐらいか

 不動産を購入するとき、いくらぐらいの予算で物件を探すことができるのかを検討しておくことが必要です。

不動産会社に依頼するとしても、予算が決まっていないと探しようがないですよね。

 また、すべて自己資金でまかなうのか、住宅ローンを利用するのか、父母または祖父母などからの資金援助をしてもらうのかなどについても確認しておくことが必要です。

 住宅ローンについては、現在の収入でいくらまで融資が受けられるのかを事前に調べておくことも重要です。また、融資が受けられたとしても、その返済が月々どのくらいになるのか、その返済をしながら暮らしていくのに問題はないかについても事前に検討しておくことが必要です。

◆購入時の資金計画

 不動産の購入には、本体価格のほかに付随する費用が必要となります。購入形態や条件によって異なりますが、主な付随費用としては仲介手数料、登記費用、契約印紙代、固定資産税等の清算金、不動産取得税、融資保証料、火災保険料、修繕積立一時金、引越費用などがあります。これらの付随費用を対象としたローンやこれらを含めて融資する住宅ローンも見受けられますが、基本的にはこれらの費用は現金による支払いが一般的ですので、資金計画に入れておく必要があります。

◆どのエリアで探すか、種別はどうするか

 物件んをどのエリアで探すかもあらかじめ決めておかなければならない事項です。希望のエリアと希望の予算で、希望通りの物件を見つけることができない場合もあります。その場合は、もっと別のエリアまで希望エリアを広げる必要がでてきたりするることもあります。鉄道の沿線や駅、駅からの距離などある程度希望の地域を広く定めておくことも必要になるかもしれません。

 また、戸建住宅かマンションか、新築物件か中古物件かなどについてもあらかじめ検討しておくことが必要です。それぞれに一長一短がありますので、特徴を考慮して家族で話し合い、検討しておくことが必要でしょう。

◆どれぐらいの広さ・間取りで探すか

 どれぐらいの広さ・間取りの物件を探すかもあらかじめ決めておかなければならない重要な事項です。また、方位や階高(マンションの場合)についても、こだわりがある場合は条件を決めておく必要があるでしょう。駅からの距離、建物の広さ、築年数、方位、マンションの場合は階数など、さまざまな要因のなかで優先順位や譲れない部分などを整理しておくと、スムーズに物件探しができるのではないでしょうか。

 リフォームを検討する場合には費用や構造上のリフォームの可否のみならず、マンションの管理規約等でリフォームが制限されていないか確認しておくことも必要です。